2011年04月04日

これが現実・・・


友人が先週に実際に東北へ行き、自分の目でみた現状をブログに書いてくれました。それを今回は紹介させて頂きます。少しでも多くの方にメディアでは伝わりにくい現状を知って貰えればと思います。






あの大津波から3週間たった被災地。


仲間から託された物資を宮城県亘理郡山元町へ届けにたまたま近所に住んでいた被災地が故郷のユカさんとあつみさんの3人で。


片道10時間の長距離ドライブ。


テレビの報道では分からない事を自分の目で耳で肌で確かめそして被災地の人達の笑顔で暮らせる日を取り戻せる為に!!!

そお思い山元に着いて立ち寄ったコンビニで最初の衝撃にあった!
棚に物が無い。



冷蔵庫に少しのドリンク。



被災者ではない俺とあつみさんは店に残っているものを買ってはいけないきがして商品を手にすることは出来なかった。
少しでも被災地の人の手に届いて欲しいその思いから。


それから津波の被害を目にして更なる衝撃が。







これが日本なのか。
言葉がでない。

あの日あの時の地震が・・・
巨大津波が無ければ・・・




時間は普通に過ぎて・・・・
普通の生活をしていたはず。



その後、物資を届ける為に山元町役場へ。
そこでユカさんは非難している家族と初めて再会。

お婆ちゃんと泣きながら抱き合っていた姿に熱くなる思いになった。



物資を渡すために役場の中へ。


その通路脇で自衛隊からの炊き出しを貰いアルミホイルで包まれた食べ物を下を向いて無表情で食べている若い女の子の2人を見て現状の厳しさをしった。

ゆいつの救いは1日2食だった炊き出しが3食になったことだろう。
でもそれは普通の事で救われたことになるのか・・・。

水道が復旧していないので自衛隊からの給水を貰いに子供が水バックを背負って来ていた。
生きるための水を家族の元に運ぶ子供・・・・。


そんな光景を見ながら中へ。
そこで担当者のかたが静岡県から来た事に感謝してくれ急遽ラジオに出演して山元の皆さんへ激励のメッセ-ジを静岡の仲間の思いを伝えた。



緊張して唇がカサカサになり何を言ったか覚えていない。


そのが保育所にも物資を届けに。


子供の笑顔に嬉しい気持ちになり話しをしていると一人の女の子が俺に
「おうち、ながれちゃった。」
隣の男の子も
「ぼくのうちも」
と・・・・・・・・・。
何も答えてあげられなかった。


最後に海にへむかいお線香をあげて亡くなったかたにお祈りをしてきた。




今回の山元町への物資輸送は報道されていない事をたくさんしる事のできることになり自分にとっていい経験になった。
何より復旧や援助の手が一番最後になっているという事を知った。
大きな街などテレビが来ている所は真っ先に事が進む。
こんなところにも格差が・・・・・。


皆にお願いがあります。
山元町のような小さな町が大きな街の後回しになっている事をたくさんの方に教えてください。
そして復興の為に力を貸してください。


最後に
「頑張れ!山元町!頑張れ東北!」




Posted by Ksix at 18:18│Comments(0)
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